仁王と呼ばれなかった男の手記

ゲームをやり込んだり、やり込まなかったり

【仁王】常世同行での無間獄について

1. はじめに

 仁王の無間獄を1~999層まで常世同行で踏破したので、通常の1人で進める無間獄との違いや攻略法などをまとめておこうと思います。

2. 常世同行について

 常世同行とは、2人1組でステージを攻略するオンラインモードで、PS plusへの加入が必須となります。ここでは便宜上、プレイヤーを募集する側 (フレンドを待つ側) をホスト側、プレイヤーを探す側 (フレンドを探す側) をクライアント側と呼ぶことにします。

2.1 なぜ常世同行?

 そもそもなぜ無間獄を常世同行でやったのか疑問に思う方もいるでしょうが、その理由は簡単で、無間獄を1人でやるのはあまりにも苦痛だからです。あれを1人で踏破した人はすごい。あと、無間獄を常世同行でやろうという狂人のフレンドに恵まれたことも大きいです。感謝。

2.2 常世同行における仕様

 ここでは簡単に常世同行時の仕様をまとめておきたいと思います。通常時との主な違いは以下の通りです。

  • 落命してもゲームオーバーにはならないが救援ゲージが減り、救援ゲージが空になるとミッション失敗となりステージから追い出される
  • 2人同時に落命した場合は、その時点でミッション失敗となる
  • 社を拝むことができない (社の機能が使えない)
  • 一部、敵の数が増加する

 上の2つは落命に関する違いで、通常よりも厳しいと思います。連続で落命した場合、4回ぐらいでゲージが空になります。落命した味方の救援は、①もう一方の相方が落命した相方の刀塚を起動する ②自力で復活する ③ともがらの札を使う の3種類の方法があります。特に③は盲点で、5枚まで持てるので必ず持ち込みましょう (私は300層ぐらいでこのアイテムの存在に気づきました) 。

 3つ目の社を拝めないのが問題で、途中で仙薬や術アイテムを補充することができません。これが、常世同行で長いメインミッションが難しくなる主な原因です。しかし、無間獄ではこの点は問題になりません。というのも、各彼岸ステージクリア時や、次の層に進む際にこれらのアイテムが補充されるからです。無間獄においては、社を拝めないことの問題は術支度ができないことに集約されます。

 無間獄では彼岸ステージおよび層ごとに異なるボスを突破しながら進んでいく必要がありますが、これらをミッション開始時に支度した術アイテムで乗り切っていく必要があります。また、無間獄はそのあまりにも無駄な階層の多さから、攻略にはとにかくスピードが大切です。そのため、各彼岸ステージとボスを迅速に突破できるように、持ち込む術アイテムを厳選する必要があります。

 4つ目は当然といえば当然ですが、敵の数が増加します。この点に関しては後述します。

3. 彼岸ステージ攻略法

 ここでは各層に4ステージずつある彼岸ステージの攻略法をまとめますが、正直常世同行でやっても通常の1人プレイのときとあまり変わらないので、さらっと流す感じでまとめておきます。

3.1 探索型ステージ

 彼岸ステージのうち3/4は探索型ステージで、各エリアに3パターンのスタート・ゴール地点が設定されています。スタート地点からゴール地点は一意に定まりますが、スタート地点とゴール地点の組み合わせは言葉で説明するのは面倒なので割愛。300層ぐらいやればだいたい覚えられて早くなります。基本は透っ波の術+猫歩きの術+虎駆けの術で走り抜けますが、妖狐や忍犬、道を塞ぐろくろ首などを倒さなければならない箇所も存在します。回転衝などのリーチと火力のある武技でワンパンし、透っ波を維持するのが基本です。

 常世同行では1人でもゴールすればクリアとなるため、例えばゴール前にある妖狐が出てくる靄などは一方が引きつけて、もう一方がゴールすることで余計な戦闘を回避できます。また注意しなければならないのは落下した時で、救援に行くと落下するリスクがあるので、自力で復活するかともがらの札を連打しましょう。

 逢魔が時では琵琶牧々が配置されているので慎重に進みましょう。だいたい700層ぐらいやれば配置されている場所をなんとなく覚えているようになっているはずです。

3.2 殲滅型ステージ

 彼岸ステージのうち1/4は殲滅型ステージで、常世同行ではたぶん敵の数が増えていますが、こちらが2人になっていることによる戦力増加のほうがはるかに大きく、1人やる場合よりも格段に難易度が下がっていると思います。これが無間獄を常世同行で進めることの大きなメリットの1つです。

 攻略法としては、九十九武器発動による怯みをうまく使うことです。特に鎖鎌鬼に対しては、出現してすぐに九十九武器の発動で角を折るのがベストです。敵の湧いてくる位置と順番は600層ぐらいやればだいたい覚えられます。また、一つ目鬼や禍ツ武者などの体力の多い敵は、出現後すぐに一方が克金符をかけ、もう一方が九十九武器で殴り掛かると安全です。

 逢魔が時では一部敵が変更されていることがありますが、大差はありません。また、妖怪殲滅後にモブ (後述) が登場することがありますが、2対1で殴り掛かるだけなので問題ありません。

4. ボス攻略

 ここでは無間獄における各ボスを、とにかく早く撃破する攻略方法についてまとめておきます。

4.1 常世同行での違い

 常世同行では各層のボスが1体追加されおり、2対2か2対3でのボス戦となります。ここで追加されているボスは (666層と999層を除き) いわゆるモブ (後述) であり、このモブを速やかに撃破することで、メインのボスを2対1で挑むことができます。これが、無間獄を常世同行で進めることのもう1つの大きなメリットです。また、通常1人で行う場合に1対2となるボス戦では片方のボスがモブとなっており、常世同行では2対3のボス戦はモブが2対出現します (666層と999層を除く) 。ちなみに666層ではデリックが、999層では謎のサムライが追加されます。

4.2 ボス個別攻略法

 ここでは各ボス個別の具体的な攻略法について述べていきます。守護霊は禍斗提馬鷲前提です。先に総括しておくと、人間は鷲やヘッドショットを絡めたハメ、妖怪は気力を切らせます。

  • モブ

 モブとは、いわゆる無間獄NPC井伊直政を加えた人間たちで、宮本武蔵柳生石舟斎服部半蔵、福、宝蔵院胤栄、竜之進、坂田金時、司箭院興仙、足利義輝佐々木小次郎丸目長恵井伊直政が該当します (抜けがあるかも) 。これらのモブにはいわゆる千鳥ハメ (千鳥を当てる→追い討ち→背後から千鳥→…の繰り返し) が有効です。井伊直政以外は火力が低いので強引に千鳥を当てに行くことができます。ガードされて面倒な時は鷲の護霊招来符でこかしましょう。


  • 一般人間

 一般人間とは、結論から言うと居合いハメができる人間ボスで、立花宗茂、本田忠勝、お勝、雑賀孫一織田信長伊達成実(人)、伊達政宗真田幸村、ジン・ハヤブサが該当します。片倉重長は出てきません。島左近は序盤に1回しか出てこないので忘れました (謎のサムライはたくさん出てきます) 。鷲でこかして居合いハメ (ダウンからの起き上がりに背後から居合い→再びダウンするので後ろステップをして居合い→繰り返し) するだけです。十文字、抜即斬でもできますが、火力は居合いに劣ります。タイミングは練習しましょう。ちなみに、本田忠勝、雑賀孫一伊達政宗は開幕鷲で安全に勝てます。それ以外は隙を見て鷲を使いましょう。


  • ケリー、マリア

 ケリーとマリアは鷲での強制ダウンにクールタイムが設定されていないので、鷲でこかす→追い討ちを繰り返すだけで素早く撃破できます。マリアは溜めの後、ケリーは攻撃の後隙に鷲を使います。


  • 猿飛佐助

 佐助は正面からの槍中段の前ステハメ (槍中段強攻撃3連打→前ステップ→3連打以降繰り返し) が通るのでこれを使います。背後からはガードされます。始動は鷲でこかすのが楽ですが、2対1の状況なら適当で大丈夫です。鷲でこけずに転がった場合でも前ステで距離を詰めればハメに入ります。こちらの気力切れまで続けても敵の気力は切れないので、適当なタイミングで相方と交代します。ダウンからの起き上がり時には脚を回転させて攻撃してくるので、当たらない位置まで下がってから攻撃しましょう。


  • 漆黒のサムライ

 上述までの人間のような明快な戦法がない難敵 (でした) 。まず開幕のエンチャントが長く、(少なくとも背後には) 攻撃判定がないため、藪切や雪月花のようなDPSの高い武技をぶち込みます。その後適当なタイミングで鷲でこかし追い討ち。起き上がり後はだいたい再エンチャントなので強力な武技で攻撃。ここで倒せるとベスト。起き上がり後は溜めから下に突く攻撃のときもありますが、そのうちエンチャするはずなので適当にチクチクしながらエンチャを待ちます。また、(おそらくホスト側が) 倒されて変わり身が落ちてくるまでの間はなぜかスーパーアーマーのまま棒立ちしていることがあるので、その隙に相方が藪切などをぶち込むのも有効。


  • 謎のサムライ

 開幕エンチャントの攻撃判定や起き上がり攻撃に加え、動作もそれなり素早く隙が少ない人間最強のボス。攻略法はいわゆる無限弓 (矢が消費されない100%を特殊効果に持つ弓、無間獄限定) が前提で、一方が引きつけ役、もう一方がひたすや矢を撃ち続けてヘッドショットを狙います。ヘッドショットが成功したら、引きつけ役が背後から追い討ち→千鳥で起き上がり攻撃を耐えながらダウンさせます。ダウンしたら矢を撃っていた側が同じように追い討ち→千鳥とし、その間に引きつけ役は体力を回復しておきます。これを敵が再エンチャントするまで繰り返します。無間獄における耐久は、この謎のサムライの起き上がり攻撃を霊命丹1個で回復しきるのが目安で、必要に応じて豪放2の揃え効果や印籠による薬の回復量上昇を用います。ヘッドショットは気合です。階層を進むとどんどん上手くなります。無限弓がない場合は厳しく、一方が鷲で転がせながらもう一方が九十九武器を振り回すとか、鷲のクールタイムの間は耐えて追い討ちでがんばるとかになると思います。


  • 処刑人デリック、飛縁魔

 デリックと飛縁魔は護霊招来符を当てると気力0となりダウンします。あとは克金符を入れて煮るなり焼くなり。


  • 一般妖怪

 一般妖怪は基本的に混沌やられを狙う敵で、怨霊鬼、鵺、白虎、百目、伊達成実(鬼)が該当します。これらの敵は火と風に耐性がなく(怨霊鬼は火に耐性があるらしいですがほとんど気になりません) 、守護霊禍斗の護霊招来符+風箭符で楽に混沌やられにすることができます。妖怪は混沌やられの間は気力が0になるので、(一部の敵を除いて) 一方的に攻撃し続けることができます。白虎は動きが早く、風箭符を当てるのがなかなか難しいですが、禍斗の護霊招来符でひるませることができるので、2対1にして一方が護霊招来符、もう一方が風箭符で混沌やられにしましょう。


  • 女郎蜘蛛

 女郎蜘蛛は一般妖怪と同様に混沌やられを狙ってもいいですが、別の攻略法として腹を殴って閉じさせた後、2人で前後から挟むように攻撃します。(おそらく) 殻に一定以上のダメージを与えると殻が割れてひるむようになるので、あとは適当に殴ります。また、窮地状態で九十九武器を発動させ、奪霊符をかけて藪切し続けるのも有効です。攻撃を喰らっても奪霊符の効果でみるみる九十九ゲージが回復します。


  • 雪女

 属性ダメージカットがかなり有効に働くボスですが、あまり有効なハメはありません。火が弱点なので、火まといの札を使って後隙に重めの武技をぶち込みます。属性ダメージをカットしていればかなりの攻撃を無効化できるので雑に殴れます。九十九武器を使う場合はあまり武技は使わず、ガー不突進や2連打撃を的確に避けながら殴るのが大切です。


  • 大蝦蟇

 気力が切れていても攻撃してくる厄介者で、おまけに火耐性まで持っています。九十九ゴリ押しも振り回しが厄介。攻略法は無限弓があると楽で、自動追尾をつけて正面から撃てば高確率で弱点にヒットし大きく気力を削れます。気力が切れたら相方が殴り始め、気力切れからの復帰動作である小ジャンプ攻撃に九十九発動を合わせて無効化し、再び殴り始めます。小ジャンプ攻撃のタイミングは、気力が切れてすぐ雪月花で殴れば3連続攻撃後に九十九発動が間に合うぐらいです。無限弓がない場合は、適当に乱れ打ちクナイとかで気力を削りましょう。


  • 鬼女

 火耐性なので、混沌やられを狙う場合は風箭符ともう1つ手段を用意する必要があります。属性付与効果持ちの二刀か旋棍で下段弱攻撃など手数の多い攻撃で属性やられを狙うのが無難です。小物や恩寵、武器の特殊効果で状態異常蓄積を上げておきましょう。オススメは圧倒的に水付与です。混沌やられを狙わない場合は、2対1にして前後から九十九です。かなり接近して殴っていれば敵の攻撃が当たらないこともよくあります。


 突進が厄介な小型妖怪。エンチャント時は体力が50%を切ってから、通常時は残り体力に関わらず突進を使ってきます。突進し始めるとまともに攻撃が当てられないため、突進の発動条件に引っかからないように気力を削ります。そのため殴るのはダメ、弓も弱点にヒットするとエンチャントが切れるのでダメなので、乱れ打ちクナイなどの投擲武器で気力を削ります。気力が切れた後一発攻撃を入れるとその場に座り込んで動かなくなるので、あとは克金符を忘れずに入れ、藪切や雪月花、水形剣などで。


 普通に戦うとかなり強い小型妖怪。大谷吉継と同様に気力切れにするとその場で座り込むはずですが、普通に移動することもあります。仕様を知っている方いれば教えてください。攻略法は無限弓推奨で、ひたすらヘッドショットで気力を削り、削り切ったら大谷吉継と同じです。またヘッドショットが成功するとダウンして追い討ちを入れることができますが、起き上がりが異常に早いうえに攻撃判定持ちなので注意しましょう。慣れてくると気力を削り切る前にヘッドショットからの追い討ちだけで倒せます。無限弓がない場合はかなり厳しいです。謎のサムライと同じように、一方が鷲で転がせながらもう一方が九十九武器を振り回す感じになると思います。乱れ打ちクナイは三成に対して使ったことがないのでよくわからないです。


 妖怪 (半妖?) 状態でのみ出現するので居合いハメはできません。攻略法は石田三成と同様に無限弓でヘッドショットを狙います。鷲ではたぶんダウンはとれないです。人間ではないのでダウン中に2回追い討ちをすることが可能で、安宅貞宗に追い討ちのダメージ増加をつけたりして火力を積めば相方と合わせて4回の追い討ちのみで倒しきることも可能です。無限弓がない場合でも飛び道具100%カットをしたうえで遠距離構え中に怯まないをつけ、モーションの長い斬撃攻撃中などにヘッドショットを狙うのが楽だと思います。


  • 陰摩羅鬼

 属性耐性はないはずですが、混沌やられを狙うのは厳しいと思います。光っている角を折ると一定時間ダウンするのでそれを狙います。無限弓がある場合は弓で、ない場合は護霊招来符で折るのが楽だと思います。光っている時しかダウンしないみたいなので注意しましょう。ダウン後は動かないので大谷吉継と同様です。また引きつけ役は背後張りつきで回転攻撃を誘発するのが安全です。


  • 九尾

 気力切れからの復帰が異常に早いラスボスですが、攻略法は気力切れを狙います。無限弓で気力を削りますがダウンしている時間が短いため、気力が切れる直前で引きつけ役が九十九発動→克金符と動き、九十九武器の攻撃で気力を削りきるのが理想です。その間に弓役は九十九の準備をしてから攻撃に参加しましょう。無限弓がない場合は窮地九十九でゴリ押しとかになると思います。階層が浅いうちは九尾の攻撃を一発受けて窮地状態になるのが楽だと思います (アムリタゲージは減るので奪霊符で適宜回復しましょう) 。

4.3 2対2ボス戦の立ち回り

 2対2のボス戦は、メインのボスとモブを分断して先にモブを倒し、残ったメインを2対1で叩くのが基本です。ここで問題となるのはどちらがホスト側になるかということです。常世同行では、(少なくとも無間獄においては) 敵が出現した際のターゲットがホスト側になるように設定されているようです。ボス戦が始まると2体ともホスト側を狙うため、分断するにはクライアント側が引きつけたい敵を何度か攻撃する必要があります。どちらがホスト側になるかに関しては一長一短ですが、私は最終的にメイン役がクライアント側、モブ役がホスト側でやっていました。この場合のメリットは、メイン側のボスの登場モーションが比較的長い場合に分断がしやすいことにあります。また、開幕即鷲でこかすボスもそれなりにいるため、そこから居合いハメに移行する際にモブの攻撃を受けにくいというメリットもあります。逆に登場モーションが短く、特に立花宗茂やジン・ハヤブサのような突進系の攻撃を持つボスは分断が難しく、注意が必要です。

4.4 2対3ボス戦の立ち回り

 2対3のボス戦では以下のような立ち回りが考えられます。前提として、メインのボスがステージ中央、通常時でも登場するモブ1が右奥、常世同行で追加されるモブ2が左奥に出現します。

  • メイン/モブ2体に分断する方法
  • メイン+モブ/モブに分断する方法
  • 2人窮地九十九で先にメインを倒し、残ったモブを後始末する方法

 1つ目はオーソドックスな方法で、火力と体力が比較的低いモブ2体を一方が引きつけて先に倒し、もう一方が2対1になるまで相方の邪魔をしないように耐える戦略です。メインのボスがプレイヤーの初期位置から最も近い場所に出現するため、モブ2体をホスト側が引きつけることで比較的容易に分断することができます。2対3のボス戦では初動の分断が非常に重要であるため、次の2つ目の戦略も考慮してどちらがホスト側になるかを決めましょう。またこの戦略はメインボスがデリックや飛縁魔など瞬殺できる場合には、先にメインを倒すことも考えられます。

 2つ目の方法は井伊直政服部半蔵(刀)など、比較的モブ2体が強い場合に確実に1体ずつ敵を減らしていく戦略です。引きつけ役が落命しなければモブの処理に手こずることが少ないため、1つ目の戦略よりも早くボスを撃破できることが多いと思います。ただし、この戦略は1つ目の戦略とは逆にクライアント側がモブの処理に回るため、(使用する武器種にもよりますが) 基本的にはどちらかの戦略のみを取り続けることになります。また、この戦略ではメインのボスが強い場合は厳しいですが、2対3のボス戦ではメインに強いボスが登場することは (おそらく意図的な配慮で) 少ないので、どちらの戦略でもいいと思います。ボス戦で行き詰まったら変えてみましょう。

 3つ目の方法は怨霊鬼や百目など、九十九武器によるゴリ押しが通りやすい妖怪ボスがメインの際に使用します。通らなかった際のリスクが大きいので敵を選びますが、かなりの短時間でボスを突破できます。窮地九十九を発動させてからボスステージに入る都合上燃生符が必須となるため、術容量を圧迫するのが欠点です。

4.5 999層について

 仁王最後のお楽しみです。がんばりましょう。

5. ビルド例紹介

 ここでは無間獄用のビルドの一例として、999層クリア時の装備を簡単に紹介します。

 相方との役割分担が明確化してからはメインボス担当で、最終的に刀+大太刀に落ち着いたのは600層ぐらいだったと思います。ちなみに相方は槍+鎖鎌で、2つの武器種のステ反映が噛み合うようにこの組み合わせに落ち着きました。彼岸ステージでそれぞれが装備しているのは大太刀と槍で、九十九武器を強く使える組み合わせだと思います。それまでは刀+鎖鎌/槍+二刀だったので特に小型妖怪への立ち回りが安定していましたが、ステ反映の噛み合わせが悪いのと彼岸ステージで鎖鎌の九十九武器が使いにくかったため、汎用性を重視して大太刀になりました。一般人間相手に十文字ハメを使う場合はまた大きく組み合わせが変わってくると思います。二刀の刀に対する優位性は、武器による攻撃で妖怪への属性やられが狙える点に尽きると思うので、例えばモブ担当が槍+旋棍の組み合わせなどが考えられると思います。

 これら以外に持ち込んでいる武器は居合いハメ用の刀 (フツヌシ恩寵) と佐助、謎のサムライ用の槍、防具は謎のサムライ用に豪放なる猛牛の鎧 胴と印籠を持ち込んでいます。術アイテムは風箭符の枚数を多くとり、養身符、燃生符をカットしています。遅鈍符は2秒も効果が持続しないのでいらないです。克金符は籠手に持続時間延長をつけましょう。焼き直しだとBになるので打ち直しで根気強く粘りましょう。

6. おわりに

 仁王のクリア率が100%になっても夜道で真田幸村伊達政宗に襲われたら対処できないと思います。現実に護霊招来符はないので。今回は常世同行に焦点を当てましたが、普通の無間獄攻略についても気が向いたら書くかもしれません。あと記事中で何か抜けている点があれば言ってください。お願いします。